骨伝導イヤホンという物・AfterShokz TITANIUM
釣りをしながらイヤホンで何か聞くことはまあないな。
ギリギリあるとすれば「野鯉の吸い込み釣り」でひたすら待つような状況だろうか。
そう言えば、おっちゃんやじいちゃんが野鯉の吸い込み釣りをしているとき、イヤホンでラジオを聴いているのをたまに見るような気がする。
しかし大体の釣りでは、五感の中の聴覚も釣りの行為の中では欠かせない感覚だろう。余計な何かを聴いている場合ではないのだ。
さて、前回の記事で加熱式たばこのIQOSについて書いていたが、そのユーザーサービスとして「骨伝導イヤホン」をもらってしまう。要するにくじ引きで「当たり!」である。
(それにしても、色々と細かい物をタダでよく手に入れるな)
ちょうど何かBlueToothイヤホンを探していたこともあり、これはタイムリー。
届いた品物はアメリカの会社、AfterShokz のTITANIUM。
この会社、ほとんど骨伝導専門で特許の数が300以上とある。
もらったTITANIUMという型番は、もうすでに新しくもないが、今買うと税込で多くは9,000円代だから、もらうにしたらそこそこな品物だ。
骨伝導イヤホンTITANIUMの使用感
耳を塞がず、こめかみあたりに位置する振動子部分で頭蓋骨自体を震わせる。
どうやらそれだけでなく、高音域は直接に耳から入って鼓膜を震わせていると思う。
ある意味で新鮮な感覚であるが、最初のうちは頭蓋の中で音がなるような感じで違和感あり。
TITANIUMの音質
決して褒められたものではないが、まあ善戦している。そもそもが良い音を求めて使うような品物ではない。
こだわらなければまあイイか、と言うレベル。トーク中心の音源であればほとんど気にならないだろう。
それと、意外にも低音が出るように努力されている感じあり。音源によっては低音が出すぎて頭蓋骨が震える。
とりあえず、周波数特性は20Hz〜20KHz 。数値的にはそこそこ十分だろう。
骨伝導イヤホンの用途を考える
最大の武器は耳を塞がないこと。これは散歩やジョギングにも都合が良い。
(実は、商品には耳をふさぐための耳栓が添付されている)
また、ある程度の防水性能があるのでエクササイズでの汗程度なら問題ないだろう。
少々の運動ではセットしたポジションからずれにくいデザインで、このあたりのことがよく工夫されているようだ。
また、マイク内蔵であるためにスマホで着信して通話可能だ。
まあ、ちょこちょこ使わせてもらうか。ありがとう。