今夜の釣り-夏至・新月・日食とブラックバス
フライフィッシングに行けていない代わり、でもないが、自宅から自転車で20分ほどの大阪淀川でルアーのブラックバス釣りを。
実は今から20年近く前まで、フライフィッシングを始める前は散々バスを釣っていた。
この釣りは様々な釣法があるが、最終的には「トップウォーター」のみでどこまで釣れるかに特化したことをやっていた。
しかし流石に、大阪淀川は市内ではバス釣りのメッカ。有名ポイントは日中にルアーの絨毯爆撃である。
そこで地の利を生かし、夜の1〜2時間のみトップウォーターでの釣りに勤しんでいた。
そして本日、大変珍しく夏至と新月と日食が重なる日。
これは何か起こるに違いないと思い、あまり体調がパッとしないのを押して夜の9時過ぎに淀川のワンドに出撃した。(まあ基本的に新月は狙い目である)
しかし本日は日曜。日中はここぞというポイントは叩かれまくっているだろうからあまり期待はしていない。
が、出てきたのは推定50cm近くはあろうかと思われるプリプリの魚。
ラインの先にはストームのラトリン・チャグ・バグ。古いがあまり人気がないせいか釣果報告はあまり上がっていないルアーだ。
この夜の現場はかなりな強風。小型のトップウォータープラグには不利な状況。いつもはやらないところに風裏を見つけた。
そこでの第一投目。ルアー着水。2秒ほど待ってロッドをあおりチャグ音を出す。そして1秒後・・・
「ゴヴァ!」という炸裂音と共に水面に漂うルアーが飲み込まれる。そして潜ったきりなかなか上がって来ない魚。
特に最近では昔あまり使っていなかった軽量のトップウォータープラグに特化した釣りを目的にしていたため、ロッドは軽量クラスのスピニング。ラインはトップ用10libである。
竿が満月のようにしなったまま、粘って粘って上がってきた魚は大きかった。
ラトリン・チャグ・バグ
ルアーはストーム社のラトリン・チャグ・バグ。(6cm 7g)
もう30年以上の前の物と思われ、今でも販売されているが釣果の話題があまりない。(だからわざわざ使ってみようと)
画像の物はバス柄プリントだが、今はラインナップから落ちている模様。
バスの写真を撮り、ルアーを外そうと思ったら、自然にホロリと外れてしまった。
見ると、胸元のフックの一本が伸ばされていた。
このサイズの魚、流石にそういつも釣れるわけではない。
2020年6月21日、夏至、新月、日食が重なる日、一生に一度かもな。