おい!これどこで買ってきた?(フライボックス)
超能力女房が「このシールはがしてちょ」と言いながら持ってきたポリプロピレンの小物入れ。手芸用のビーズなどを入れるのに使っていたらしいボックスである。
このボックスにラベルシールを貼ってそこに品名を書いていたらしいが、そのシールをはがしてくれとのこと。
「おい!これどこで買ってきた?フライボックスにぴったりやん」
「百均にあったで。それがどこだか忘れたけど、なんならあげるけど」
このボックス、ちょっとあなどれん。100円の割にしっかりしていて安心できる硬度もあり、ヘニャヘニャ感はまったくない。そして、まるでホイットレーを彷彿とさせるコンパートメントの構成。大きさ、厚みはもろフライボックスとしてピッタリなのである。
C&F、Capsのフライボックスと比較
中央に3×4=12個並ぶコンパートメントはちょっと小さいかもしれないが、深さにおいてはC&Fのコンパートメント物やCapsのボックス101よりも深い。馬鹿みたいにでかいフライばかりを入れるのでなければ十分実用になろう。
C&Fとの比較
Caps101との比較:Capsはこれで800円ほどする。しかし私はこのケースをフライ数種とブラスビーズ付きでセール価格280円!!(多分元は2000円以上)を店頭にあるもの6個すべて大人買いした。
知っている小渓流の叩き上がりであれば、このボックス一個で済ませられるのではないか?いや済ませられる。管釣りもこれ一個でOK。
それじゃあ、うちにある他の使っていない諸々のボックスは一体何なんだ。
まあ、趣味の釣りというのは、釣具の機能として実用一辺倒という訳にもいかないだろう。
しかし、個人的には何を選ぶにせよまずは実用性第一主義である。実用性があってさらにデザインや意匠が凝っているならそれでよしだが、実用性がまずなければダメ。
なお、この百均フライボックスにはCapsのボックスと同じ「インターロッキング」がある。これはボックス裏側どうしを合わせると、互いのポッチをつかみあってドッキングするというもの。しかしながらこのボックスは整形後に多少の歪みが出るせいか、インターロッキングはすぐに外れてしまう。でもそもそもが100円である。