元釣り友がKindleで小説を売り出す

脳内映画の表紙

幼なじみがAmazonのKindleで小説を売り出した。

彼とは小学校、中学校、高校と同級生だったこともあり、成人してから道は別れたが、二十歳代の前半は二人して大阪ミナミで放蕩していたこともある。

が、一方で彼は釣り友達という側面もあって、関西の湖沼でのルアー釣り、バス釣り黎明期には今からは信じられないような釣りをしていたと思う。

二人がルアー釣りを始めたのは小学生からで、当時はまだ国産(国内販売)のルアーロッドが存在せず、ルアーそのものも簡単には入手できなかったと思う。ヘドンやラパラ、メップスのスピナーあたりがかろうじて輸入されていた程度。

当時は為替レートで1$がなんと¥360ですぜ。ルアーはじめ、輸入タックルはめっぽう高額だった。

さて、それから大学を卒業後、彼は家業を継いで貿易商となり海外に赴任する。しばらくして日本へ戻ってきたものの、親の会社と袂を分ちて現在は技術系翻訳者として個人事業主である。

そういえば、彼の特質として麻雀がめっぽう強いらしい。大学生時分には学生麻雀選手権全国大会といった試合に出場すると、上位3人には入っていたか、優勝したとかという話を聞いたことがある。

で、小説といえば、二人が放蕩していた二十歳代、文学についてもよく語りあった記憶がある。しかし二人とも人生に揉まれるうちに会うことも減ってきて、昨今ではfacebook上の「いいね」が、お互いの安否確認となっているようなところである。

さて、彼のペンネームは「ミッキー大槻」。

彼は売れっ子ブロガーだった時期もあり、そのブログの広告収入だけで月にウン十万の収入になっていたこともあるそうな。(今はどうなのか知らない)

今回の小説はあらすじからするとサスペンス物らしい。

タイトル:脳内映画-序章

これが売れるように陰ながら応援してやろうと思う。

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