ベイトでキャス練フリップ&スパイラル
なかなか釣り(フライフィッシング)に行けず、少しの空き時間なら取れるのでウズウズしながら何故かベイトのキャス練。
バス釣り時代にしなかったキャストである「フリップキャスト」「スパイラルキャスト」を練習してみる。
本当にこれはとにかくキャス練。単にキャストの技を楽しむだけ。
さてそこでまずはリールとしてシマノのスコーピオン1500XT。
ロッドはプラグ専用と思えるラッキークラフト5.8f。
キャス練用ラバーシンカーは10.5gである。
現場は淀川河川敷の駐車場。土日以外は車が入れない(人は自由)臨時部分である。ちょうど良い広っぱで駐車のためのラインがキャス練にうってつけ。
まずはシマノのスコーピオンでキャス練。
フリップ&スパイラルでなんとかバックラッシュなしに10mほど飛ぶか。
次に試すのは件のリールAbu2600C Eliteである。
こちらのリールはとりあえずブレーキブロック小で標準状態。
これで驚くのが2600C Eliteはスコーピオン1500となんら遜色ない飛び。Abuはむしろ最初からメカ的なロスが大きいのだが、これがほどよいブレーキになっている感じがある。
だってねえAbuのこの種のリールはスプールフリーでもレベルワインドのギヤが離れずでそりゃあ回転ロスがありありなはず。
ただし、Eliteが付いたAbuは純正状態でレベルワインド・クロスギヤの軸受け両端にボールベアリングが入っている。
しかしながら現実には10.5gのラバーシンカーを投げるにあたってはシマノと遜色ないどころか、むしろもっと飛ぶ・・・なのが不思議である。それだけじゃない、なぜかシマノに比べて「スコーン」と抜けた感じの飛び。抵抗あるはずなのになんでやろ。これってAbuの味かもです。
さて、小一時間ほどキャス練で遊んで帰途につく。
フライフィッシングの方は今月下旬になんとか天川に行けるかどうか。
コメント
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アンダーハンドキャスティングとフリップキャスト&スパイラルキャスト
ベイトリールによるフリップキャスト&スパイラルキャストを練習しながらの感想。
これら二つのキャストの要点は、「身体の少ないアクションでいかにロッドを曲げ込みキャストのエネルギーを溜め込むことができるか」に尽きる。
これってフライフィッシングのアンダーハンドキャスティングと同じ原理に基づく部分が多い。
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6.3fの竿を使って見る
これまで5.8fの竿でフリッピング&スパイラルを行ってみたが。地面を叩くこと全くなし。そこで恐る恐る6.3fの竿を使ってみる。するとアレッ?全然地面を叩かない。できるようになると関係ないね。むしろスパイラルはやりやすいほど。これ面白いわ。
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思わぬ副産物
このキャスティングはマジ変わった投げ方です。日常生活であまり使わない筋肉がつく感じ。右手リストが日々強くなるのがわかります。他にも全身に渡って気づいていない筋肉が増強されている感じ。
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10m越えを目指す
ほとんど意味なくフリップ&スパイラルの練習をするが、10mの壁を越えられない状態が続く。一種のプラトーと思ったがそうではないようだ。根本的に何かが間違っている。
これは下に降ったロッドの止めが弱すぎると思われた。この「止め」こそがキャストの原動力である。これを十分に使い切れないと・・・いやこれがキャストの根本である。
そんなことを思いながらフライロッドの振り方、ラインが前方に飛ぶ原理に思いをはせる。
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最小動作で
ほとんど腕力は使わず「ロッドを止めて発生する反発力」だけで12mはクリアできるようになった。練習はしてみるものだ。12mなら「チカラ」は不要。