イワナの夏
著者:湯川 豊(ゆかわゆたか)
出版社:ちくま文庫
発行日:1991年5月28日第一刷
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イワナの夏 (ちくま文庫)イワナ好きなフライフィッシャー全てに送る、泣ける一冊。
本書のポイント
(解説文より)
「イワナのもっとも堅固な隠れ家は『昔』の中にある。」それはなぜか? 釣りは楽しく、哀しく、厳粛でこっけいで、またよく物を考える機会でもあり、忘れる時でもある。あるときは千曲川にヨセミテの谷にと、川を歩きながら糸をたれ、やわらかな感受性で描き出した自然との、そして人々との交友記。
(以上解説文より)
人にとって釣りとは一体何なのか?ある意味ハードボイルドな文体から人と釣りについて再び三たび郷愁や旅愁を感じさせる。確かに釣りとは楽しく哀しく厳粛だ。